|
My Merry May(マイ・メリー・メイ)はKIDが2002年4月25日に発売した、ドリームキャスト用恋愛アドベンチャーゲームである。2003年1月30日にPlayStation 2版( 初回限定版にはオープニング曲「BUG?」のレゥ&リースver.他5曲を収めた音楽CDが付属)が発売され、2005年6月30日には本作と続編『My Merry Maybe』を同時収録したほか、3本の新シナリオと全てのアペンドシナリオを収めた『My Merry May with be』が発売された。 ドリームキャスト版には、公式サイトからダウンロードする事でゲームディスクには収録されていないシナリオが楽しめるアペンドストーリー機能を搭載。この機能は本作が最後となったが、同機能を搭載した作品では初めて一部シナリオをゲーム内に収録しており、条件を満たすことでプレイ可能になる(ゲーム内では「内蔵アペンド」と呼称されている。なお、本作以降のドリームキャスト作品でこの機能を搭載しているのはドリームキャスト版僕と、僕らの夏のみ)。PS2版では内蔵アペンドのみが収録されていたが、『My Merry May with be』では全てのアペンドシナリオが収録された。 == 概要 == 人間そっくりの人工生命体「レプリス」の少女と、図らずも彼女の兄代わりとなった少年をめぐる物語。本作の主題は「成長」である。主人公の少年にとっての越えられない壁として父と兄がおり、それでも肉親を越えようとあがき成長していくことでラブストーリーが展開していく〔PSP版『My Merry with be』限定版ブックレット pp.30 - 31〕。 5月が舞台に選ばれた理由は、「エンディング付近は雨がいい」という構想から梅雨の来る前に時期を設定したためである〔『マイメリーメイ ビジュアルファンブック』p.48〕。 全体の構成は一般的な恋愛アドベンチャーゲームのものであり、前半の共通シナリオでの選択によって各ヒロインのシナリオへと分岐する形になる。エンディングの数はヒロインごとに異なるが、総じてA・B・Cに分類され、このうちAがいわゆるハッピーエンドに相当する。ただし「みさおAエンディング」はつらく重い展開であり、多くのユーザーがショックを受けた〔。 本作はオールクリアしてもかなりの謎が未解明のまま残されてしまっており、続編である『My Merry Maybe』でそれらが解明される形になっている。ただし最初から2部作にする構想があったわけではなく、張られた伏線の内容は一切明かされない予定だった。続編の製作が決まったのは本作の発売1週間後である〔。 なお、本作の舞台となっている津久見高校と同名の学校が大分県に存在するが、本作とは関係ない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「My Merry May」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|